DJになるための超初心者講座3 ~BPM~

  • 2020-03-25
  • 2020-04-06
  • DJ
  • 100view
DJ

今日はBPMについてです。


・Beats Per Minute
「Beats」  拍数
「Per」   当りの
「Minute」  1分間
読んで字のごとく、「1分間当たりの拍の数」ということです。
ここでいう「拍の数」は「四分音符の数」を表しています。

大体の曲は60~180BPMくらいで、ジャンルで見てみるとこんな感じでしょうか。

Dub(ダブ)60~90 BPM
HipHop(ヒップホップ)60~100 BPM
Twerk(トワーク)90~110 BPM
Tropical House(トロピカルハウス)100~120 BPM
House(ハウス)115~130 BPM
BigRoom(ビッグルーム)125~130 BPM
Techno(テクノ)/ Trance(トランス)125~150 BPM
Trap(トラップ)/Dubstep(ダブステップ)140~160 BPM
Drum&Bass(ドラムンベース)160~180 BPM

感覚的にイメージしやすいのは「時計」です。
秒針は絶対にBPM60で動いています。
高級腕時計になるとBPM120やBPM180で動いているものもあると思いますが・・・。

曲を聴いて数える時に1分間も聞けない状況があったとすると、
30秒で50拍、10秒で16~17拍になっていれば、大体BPM100を刻んでいるはずです。

BPMは医学用語で心拍数という意味もあるようで、人間の場合、通常のBPMは
60~90で120回を超えるとハアハア言っている状態です。

同じような言葉で「テンポ」というものがあります。
一般的に「BPM」は数値化して速さを表したものであり、「テンポ」は速さの
イメージというようなもっと広い意味で使われています。

「あの人とは話のテンポが合うなあ」と言うことはありますが、
「あの人とはBPMが+5合わないなあ」ということはないと思います。

BPMの計算
DJは絶対にこの「BPM」とは切っても切れない関係です。
完全に腐れ縁とでも言うのでしょうか、これなくしてはDJにはなれません。

DJ機材には知っての通りピッチコントローラーが付いており、大体は
「+8 ~ 0 ~ -8」だと思います。

BPMが120の場合、ピッチコントローラーを「+8」にすると「128」になれば
簡単なのですが、「+8%」の速度になるため、BPMは「130」くらいになります。
これは考えなくてはなりません・・・。

「100」のときは何ら迷うこともなくそのまま+-すればいいのですが、
「100」以外はずれが生じてきます。

こういう数字のパズルみたいなのは大好きです!
これは何かしら簡単に計算できる方法を考えて、改めてお伝えできればと思います。

きっとボクはPCDJのため、機械任せにすることはできると思うのですが、
なるべくアナログ感覚でやってみたいため、あえて頭の中を鍛えていきたいと
思います。
BPMの調整を使いこなすことができれば、将来的なDJプレイにおいて
ずっと楽になるような香りがします。

最新情報をチェックしよう!